メタボリックシンドローム症候群は地方が多い?その原因を解説します!

こんにちは!ノネです。

今回は、全国的統計に基づいた、メタボリックシンドローム症候群(予備軍も含む)の割合が多

い都道府県の結果について、その傾向を解説します。

ノネの現在の住まいは地方と呼ばれる所です。食生活と運動の変化が、メタボの傾向にも表れ

ています。

地方における、食生活の変化とは?

地方においてもやはり、脂肪のとりすぎがメタボを助長している傾向が、最近言われるように

なりました。地方においても、ファストフード店が進出するなど、「食の欧米化が進み、伝統

料理離れが起きた」と言われています。

昔は、肉や魚、野菜、海藻などを偏りなく使い、そのうまみを利用することで塩分を控えるの

が特徴的で食塩摂取量は地方のほうが少ないと言われてきました。

「長寿食といわれる伝統料理に親しむ高齢世代」と、「脂肪過多の食事を好む若い世代」両世

代の食生活の差がそのままメタボにも表れていると言われ、「伝統料理の良いところは取り入

れ、バランスよい食事が好ましい。」と、各自治体は呼びかけているそうです。

地方における、運動量の変化とは?

食生活とともに、メタボに関連しそうな指標が運動量です。東京、京都、神奈川など都市部の

都府県は、1日の平均歩数が多く、メタボ比率も低いそうです。通勤や仕事で歩いたり、階段

の上り下りをしたりする機会の多さが歩数の差につながっていると言われています。

それに対して、メタボ比率の高い地方は総じて平均歩数が少ないと言われています。「県土が

広く、移動に車を使うことが多い」、「雪で外出する機会が減る」などそれぞれの地域事情も

あるようです。

また地方は、「軽四自動車の保有率(普通車・小型車・軽四の登録台数に占める軽四の割合)

が多いこともメタボの多さに拍車をかけていると言われています。コンビニに行くのも検診に

来るのも軽四だ」というのが、地方では当たり前になってきています。

ノネも、以前はそうでしたが、メタボ予備軍と診断されてからは、自転車を多用しています。

地方と都市部における、メタボの違いは?

都市部においては、圧倒的に交通網が発達しており、運動に関しては、駅までの徒歩や自転車

移動また、駅やデパートでの階段の積極的な利用を心掛けている事に対し、地方では、移動は

車やオートバイが基本という考え方が、主流だと言われています。

食生活に関しては、都市部では、インターネットなどの情報網が発達しており、塩分やカロリ

ーまた、手作りにこだわるなどの、工夫がみられるのに対し、地方では、野菜類の摂取量は多

いのですが、ドレッシング類のかけ過ぎなどにより塩分摂取が多いことや、農家に関しては、

午前10時や午後3時のいわゆる「お茶の時間」と呼ばれるときに、大福やまんじゅう類、漬物

やお浸し類などの、糖分と塩分の摂取量が多いと言われています。また、飲酒量も地方のほう

が、量が多い傾向にあります。

これらの、運動と、食生活の差が、メタボリックシンドロームの差と言われています。

まとめ

現代は、都市部への人口流出が若年層に関して特化しています。自ずと地方には、ミドル、シ

ニア世代の比率が多くなります。また、地方にもコンビニや、ファストフード店の展開や、移

動手段が車が基本ということも、メタボの原因の一つと言われています。

しかし、近年の若年層による移住ブームで、メタボ防止に期待したいという自治体も多いとの

ことです。

やはり、運動と食生活の見直しが、特に地方に関しては、意識の改革が必要だと思います。

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