ミドル、シニア世代にこそ減量は必要!その理由について解説します。

こんにちは!ノネです。

今回は、そもそも、ミドル、シニア世代に減量が必要か?について、解説したいと思います。

一言で言うと、「パフォーマンスの維持」のためです。残念なことですが、ミドル、シニア世

代にパフォーマンスの向上はあまり期待出来ません。それこそ、365日マンツーマンで、栄養

面から体力面まで、サポートしてくれる存在があれば話しは別になります。

パフォーマンスの維持について、下記に示したいと思います。

パフォーマンスの維持?その具体例とは。

ミドル、シニア世代の方に、このような事例はありませんでしょうか?

①階段を昇るのに手すりが必要である、支えなしには椅子から立ち上がれない

15分くらい続けて歩けない

③転倒への不安が大きい

④この1年間で転んだことがある

⑤片足立ちで靴下がはけない

⑥横断歩道を青信号で渡りきれない

⑦家のなかでつまずいたり滑ったりする

思い当たる節があるでしょうか?これこそが、パフォーマンスの低下の始まりなのです。

少し飛躍した例を挙げますと、現在でも、メジャーリーグで活躍している、イチロー選手が、

メジャー1年目が終わり日本へ帰国後、あるテレビ番組のインタビューで、このようなことを

話されていました。

メジャーに挑戦するに当たって、パワーが必要だから、体を大きくした方が良い。と、周囲か

らのアドバイスもあり、筋トレをしたそうです。

イチロー選手自身が、この体格ならメジャーでも通用するだろう。と、思い、いざメジャーで

の練習を始めたところ、パフォーマンスの低下を感じたそうです。具体的には、ジャンプでき

ない。いままで取れていた球際でのプレーで捕球できない。など、様々なプレーにおいて、

「出来ない」を、感じたそうです。ある日、体重をはかってみると、日本でプレーしていたと

きよりも、3㎏体重が増量していて、その日から筋トレはやめてしまったそうです。パフォー

マンスの低下の原因は、体重の増加だったそうです。それもわずか3㎏です。

これは、超一流アスリートだから、感じることだと思いますが、ミドル、シニア世代にとって

のパフォーマンスとは、上記の①~⑦項のことなのです。

ミドル、シニア向けパフォーマンス維持の方法

一戸建て、マンション、アパート等住んでいる住居には違いはありますが、ベランダに通じる

窓や、玄関はありますよね?

その、窓や玄関の表側と裏側の拭き掃除が最適です。肩甲骨周りを意識して、雑巾で拭き掃除

をするのと同時に、下半身の腰、太もも、ひざを意識して、ゆっくりと腰を落としていきま

す。スクワットをする要領を思い出して下さい。それらの動作を、窓と玄関の表側と裏側に

て、拭き掃除を行うのです。意識して、この動作を行うとかなりの運動量であることを実感で

きるはずです。

ちなみに、これらの動作を行うときに、すでに既往症として、腰痛、膝関節痛などある方は、

無理のない範囲で行って下さい。

ミドル、シニア向け減量方法の具体例

これは、前回の体組成計の回で記述しましたが、おさらいです。基礎代謝量を上げるのは、筋

肉です。筋肉をつけることによって、基礎代謝量が上がり、余分な脂肪も燃やしてくれるイメ

ージです。この、筋肉を無理なく継続的につける運動が家事です。この運動と、規則正しい食

事が、ミドル、シニア向け減量方法といえます。減量の変化は、ごくわずかで、年単位で考え

る必要があります。これらを根気強く行うことで、個人差はありますが、体は減量へと向かっ

てくれます。

ミドル、シニア向け入浴への考え方について

入浴を利用して、減量する。という方もいるかと思います。例にすると、半身浴を十分行う、

等です。しかし、ノネは入浴は、あくまで体を清潔にしリフレッシュする場と、割り切って考

えています。というのも、脱衣所からお風呂場へ、またその逆の行為に伴う温度差による体へ

の負担(いわゆるヒートショックと、よばれるものです。)の方が危険だと思うからです。そ

れより、入浴後のお風呂場全体の、水分を拭く方が、運動になると捉えています。

いかがでしたでしょうか。パフォーマンス維持のためにも、上記の運動と規則正しい食事を心

がけて、減量に励んでみてはどうでしょうか。

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